所長の簡易日記

いよいよ１０年ぶりの北海道まであと一日となり、仕事と準備で終わります。
とにかくｺﾝﾀｸﾄﾚﾝｽﾞ用品がないだけでもとてつもなく気持ちが楽ですね。
出発は９時前なので楽です。

羽田から(札幌までと同時間で)旭川まで飛べます。着陸しても気温は変わりません。
空気が良いですね。ﾚﾝﾀｶ－を走らせいきなり旭川ラ－メン店に向かいます。

そんな感じで日常を忘れ、現実逃避の三日間が始まります。

国道を東へ２時間走らせ、層雲峡観光ホテルに予定通りに到着です。実は高校の修学
旅行で泊まっていましたが、全く記憶どころか雰囲気も忘れていました。すでに完全に
落ちこぼれていたので苦いことは忘れるべく･・動けなくなる手前まで食べ(動けなくなる
ことはないので限度量を食べたのでしょう)２時間かけて入浴です。

北の水はさすがにうまいです。よるのロビ－で北海道新聞を読み地域の案内冊子を
眺めている瞬間が本当に時間を忘れますね。

早いもので長女の千香子が３才になりました。私の人生なんて当時も全く平凡で何の変哲も
なく淡々と過ぎていたし、これからもそうだろうと思いますが、あの時ほど天と地がそれこそ
本当に完全にひっくり返ってしまった喜びと驚きと感涙は、多分今後二度と経験できないこと
だと思います。

以前にも書いたことがありますが、私の４つ下の弟が生後３か月で亡くなっているので
生れてから一年余りはそれこそ喜びと同じくらいに恐怖感に支配されておりました。
３年間大した風邪や病気もなかったので感謝の気持ちを持ちながら今後も淡々と
経過してくれれば、それで十分ですね。下手な欲を出しても煩悩に過ぎません。

今日は父子二人で大船～湘南ﾓﾉﾚ-ﾙ～江の島水族館～小田急線～で終わりました。
車で通ることが圧倒的な江ノ島付近ですが、駅から海岸までの通りは本当に楽しいで
すね。

雄大な大雪山連峰のロ－プウエ－、リフトで上を目指します。空気や野鳥の鳴き声に
触れるだけで満足でした。
そして旧層雲峡小学校跡にある市根井先生の写真展に寄り、その後は妻が永年行
きたかった美瑛町のｽﾌﾟｳﾝ村のザワザワ谷に行きます。

２時間くらい車を走らせ、美瑛町に到着です。白夜というと大袈裟ですが、８時過ぎても
かすかに明るいのです。近所のお店で食事後、宿に着きました。周りは丘と畑だけで
ここは一度は行っても損はないでしょう。

星と丘と大地だけに囲まれた宿の寝起きも最高です。朝食も面白いしこんな体験も
貴重です。美瑛町の風景を午前中は堪能しました。しかしｸﾚｼﾞｯﾄｶ-ﾄﾞとｷｬｯｼｭｶ-ﾄﾞを
落としたと気付かないまま２時間近く過ごしていたのは情けない！

その後青い池に向かい野外でカレ－を食べひなびた感じの民宿宿で入浴し
千代田ﾌｧ-ﾑで早い夕食を食べ、旭川空港で夜食を食べ、羽田に向かいます。
着陸の様子は映像に映されますが恐怖ですね。このころ娘が眠ってしまい
自宅までの抱っこは結構きつかったです。

このような感じで、私の今年の夏休みが終わりました。