今日の毎日新聞夕刊に素晴らしい記事があった。引用すると
金融危機が比較的小さいといわれた日本でも、上場企業の倒産が過去最多を記録し
輸出産業では大幅なリストラが進んでいる。これまでの米国型金融資本主義が投機
資金を野放しにしてきたことのツケが日本を襲っている。
ただこのおかげで、明確に金融資本主義が否定されたわけだし、もし金融危機がな
ければ米国流の弱肉強食主義がさらに世界に広がったであろう。もっと庶民を苦しめ
たかもしれない。(「ルポ貧困大国アメリカ」より/岩波新書)全国共通の学力テストを
行い個人情報が集められ将来の見通しが暗い高校生には軍隊に派遣する。盲腸で
100万の請求をされる場合もある。
しかも恐ろしいことに、日本社会も小泉竹中構造改革とやらで、確実に米国社会に
近づいた現実だ。金融危機のおかげでアメリカ社会の歩んだ轍から抜け出すチャンス
を与えられた。生かせるかどうかが政治に問われている。
全く上記に異論はありません。ブッシュはイラク空爆を誤りであるかを示唆した文が
一昨日の朝日1面に掲載されていました。全くひどい話だ!あいつのおかげで世界は
破滅したのだ。いや原点を回復する機会を与えられたから良しとしようぜ!