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うれしい「微かな」希望

http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-6fce.html


・麻生首相の瞑想ぶりを、まるでお笑いのように取り上げているマスコミが多くて残念だ。
 何故数年前の、あの独裁者の時はこうでなかったのか。麻生さんの素晴らしいところは
 小泉構造改革(何それ?単に自分とアメリカに都合の良いことを勝手に改革と呼んだ誤
 った自己陶酔なのに)の決別と郵政国有化に傾いている点にある。これでアメリカに毟り
 取られる貴重な財産が少しは残ると思うと喜ばしいことだ。

・麻生さんは小泉が年2200億・5年で1兆1000億を削減し、生命の危機に見舞わせている
 社会保障費の見直しを計ろうとしている点は素晴らしい。
 昨今の企業業績の落ち込みは想像を絶する。法人税収が激減なので、せめて虎の子の
 郵政資金を大切に守ることが将来の健全な生活につながるのである。
 幸いにしてアメリカは当時よりも国力が弱いので、今こそ世界は日本を再評価する時だ。

・たとえ麻生さんの話がコロコロ変わろうと・・そんなことにいちいち面白がっている場合では
 ないのだ。(定額給付はちょっと可笑しいかな)(定率減税であればもう終わっているのに)

・中谷巌教授は書籍で、構造改革の懺悔の書を発表した。(昨日購入しようと思うも品切れ)
 それに比べて竹中は、本当に本当に話のすり替えがうまい。自分の失敗は絶対に認め
 ないどころか、何かというとすぐに「そうしないとグローバルに戦えないんですよ」とか流暢に
 交わしてしまう運びは、誰かとそっくりだ。最悪だよ、あれは。

・とにもかくにも、国民や国会議員・学者の多くが小泉・ブッシュ路線がいかにインチキで 
 あったかを認識しつつある日々に、一筋の希望をはっきりと垣間見た。