日本は確かに資本主義社会である。大前提はそうだ。功績・努力が報われ、仕事の
対価として人様の金銭を移転、ひどい言葉になるとある意味で｢搾取｣することで世の
中がうまくまわることも決して否定はできまい。
昨今刺激的なタイトルの1000円弱の書籍が気になる。気になるとは興味があることで
はなく、危惧するということだ。値段ではなくタイトルである。
日経新聞では当然であるがﾋﾞｼﾞﾈｽ関連だ。ご覧になった人もたくさんいると思うが
｢ベンツを買って丸ビルに行け」や「他人より年収10倍 稼げる税理士になる方法｣で
ある。まだ立ち読みもしていないが、ちょっと過激すぎないか？多分後者は単に収
入をどんな手を使っても増やすという意味ではなく、いかに良い仕事をすることが多くの
納税者を救うという意味だとは思う。あくまでも推測ですが。著者は辻・本郷法人なので
良い仕事の参考になることは間違いない。仮に、実際に読んでみるとタイトルのイメージ
とは全く違う｢目からうろこ｣であることを願いましょう。
前者は、日本はまだまだ｢カローラを買って温泉へ行け｣｢レガシーを買って野原を走れ｣
で十分だね。